第12話「さよならのフィッシング」
いや、きれいに終わったとは思うんだけど・・・。
なんか納得がいかないのは、赤いルアーというのは、伏線じゃなかったと言うことですね?? と思って、どうにも引っかかっているんだ。てっきりユキが海に落ちるんだと思っていたのに、そうじゃなかったみたいで。ユキが落ちて、アキラと夏樹で、釣り上げるのかと思っていたんだけど。そうでないと、みんなが力を合わせたことにならないじゃん? 夏樹なんて、何しに船に乗っていたんだか?
とはいえ、その展開だと、ユキが釣り上げたことにならないし、みんなに助けられた形になるから、ダメなのかな〜。
でも、なんかこう、私はみんなで力を合わせて、釣り上げて欲しかったなあ。と思っていたので、ちょっと複雑なんですよ。
本当に、ユキが釣る話だったんだなあって。
まあ、空飛ぶハルの姿が絵になって、そのシーンがかっこよかったのと、物語の盛り上げ方が上手かったので、全編にわたって食い入るように見ちゃったから、それはそれでいいんですけどね。
江ノ島にこんな色とりどりの魚がいてたまるか! というつっこみは入れたくなったけど、空に浮かぶたくさんの魚たちという作画はすごくきれいで、よかったです。
この物語自体は、もう8話の段階で終わっていたんだなあ。と思えば、後の話は、おまけみたいな感じかもしれない。と言うか、私は初期の青春ストーリーの方が好みだったんで、後半の非現実的な展開はそんなに好きでもないんですよ。
とはいえ、まあ、それも含めて、面白い作品を見せてもらいました。総合評価としては、かなり気に入ってます。よかったです。