コミック64.「機動戦士クロスボーンガンダム ゴースト」第2巻 長谷川裕一 角川書店角川コミックス・エース
深読みしすぎかもしれないけど、この作品のテーマは、「信頼」になるんじゃないかと思いました。
カーティスを信用できなかったばかりに、エンジェルコールは盗まれて、取り返しのつかない事態を招いてしまった。なぜ、カーティスが信頼されなかったかと言えば、彼が自分について、みんなにウソをついているから。それは、テテニスのためだったし、彼女のそばにいて守るためにはそれしか方法がなかったわけだけれど、それでもみんなを欺いていたことには間違いない。
故に裏切りが出るし、故に助けられなかった人々も出てくる。その十字架をカーティス一人に負わせるのは、やっぱり気の毒で・・・。
最終的に、彼が本当の自分を取り戻して、本当の名前でみんなに認められて、木星にいるテテニスのそばに行くことが出来るといいな。と思います。なにより、ベルが一番それを望んでいるんだろうから。そういう展開を期待してますよ。続きを待ちます。
機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト (2) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 長谷川裕一,矢立肇,富野由悠季
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/08/23
- メディア: コミック
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