コミック64.「新世紀エヴァンゲリオン」第14巻 原作:カラー・GAINAX 漫画:貞本義行 角川書店エースコミックス
これは素晴らしかった。見事な最終回。あまりにきれいに終わっていたので、ちょっとびっくりした。
ラストシーンが冬景色なのがいいなあ。と思う。この先に行く道は、決して平坦ではない。というのを象徴しているようで。雪の中にかいま見える太陽が、唯一の希望。ってのが、かっこいいじゃん〜。
エヴァを冬景色の中に着地させたという、その発想が面白かった。
ここまで見事に終わっていると、ユイさんの話はおまけとしてどうかな? とも思うんですけど、それとも、この先、「新劇場版」に続ける予定でもあるんでしょうか? でないと、新劇を見てない人は、マリさんって誰?? 状態になるんじゃないかと? 今更、そんな人もいないと思うけどさ。
ゲンドウとユイさんの出会いのシーンが語られているのは良かったです。定食を譲ってもらったって、そのエピソードがなんかかわいいよ。そういうことをしてもらえると、やっぱ相手の存在が格上げされるよね。大学生らしく、微笑ましくていいなあ。と思う。
新世紀エヴァンゲリオン (14) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 貞本義行,カラー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (32件) を見る