星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「伝説巨神イデオン」第8話

第8話「対決・大砂塵」

「今よ! 今すぐ、あの男を踏みつぶして!」「なぜ、やらないの!」「いいわ! 私がやる!」とか言いながら、本当に踏みつぶそうとするカーシャが怖い・・・。

「やれるときにちゃんとやらないから、またすぐに次の敵が襲ってくるのよ!」という言い分はわかるとしても、そんなに一生懸命、殺そうとすることばかり考えなくても・・・。

「たかが子ども二人のために、ソロシップを危険にさらすなんて・・・」と、文句を言っているシェリルも怖い。たかが子ども二人・・・と、どうやら本気で思っているようで・・・。しかし、そのまま、放っておけば、確実に死んでますよ? 大人として、探すのは当然でしょ? と思うんだが・・・。

一方で、「探検だ~!」とか言いながら、勝手に外に出た子どもたちだが、デクは「もう、帰ろうよ」と一生懸命言っているのに、無視して、どんどん進んでいったのはアーシュラで。確かに、この女の子が勝手なことをやったために、彼女ひとりを助けるために、ソロシップの方では、確実に数人が犠牲になってますが・・・。わあわあ泣いているだけで、許される子どもの天使ぶりがため息ものです・・・。

スペース・ランナウェイの名前の通り、ソロシップの宇宙放浪記になってますけど、今回の星が、恐竜の星というのは面白いな、と思いました。この調子で、いろんな星にたどり着くのだろうか?

ギジェとベスのサムライ一騎打ちが、今回のメインなんだろうけど、それよりもなによりも、相変わらず、女性キャラの暴走ぶりばかりが気になるし、富野作品の女性の描き方はいつもひどいと思っていたが、「イデオン」は、それが顕著なんだなあ。という感じがします。