星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「吾輩は猫である」 夏目漱石

読書24.「吾輩は猫である」 夏目漱石 新潮文庫

2ヶ月近くかけて、ちまちまと読んでいたけど、ようやく読了しました。とにかく、読みづらい。言い回しも漢字もネタも古くて、注釈なしじゃ、何を言っているのかわからない。漢字もルビを打ってあるから、なんとか読める程度で、明治文学がこんなに難しいとは。と思って、閉口したけど。

ただ、登場人物の多彩さを使って、人間への風刺、社会批判など入っているのは面白かった。主人公が猫だから、猫の身で、あっちこっちの家に入り込んで、向こうではこう言っている。というのを教えてくれるのはいいよね。