星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「たのしいムーミン一家」 トーベ・ヤンソン

読書10.「たのしいムーミン一家」 トーベ・ヤンソン 講談社文庫

平成版の「楽しいムーミン一家」のテレビアニメは大好きで、大ファンだと自称していたが、原作小説は初めて読んだ。

それで、あのアニメ版が、実はちゃんと原作のエピソードを踏まえたうえで作られていたと初めて知った。このエピソードもこのエピソードもアニメで見たわ。と思って、感心した。そこそこ、アレンジはしてあるんだけど、魔法の帽子の話や、ニョロニョロの気圧計の話、ムーミンの家がジャングルになるとか、トフスランとビフスランがスーツケースを持って現れる話など、ずいぶん独特のセンスだなあ。と、アニメで思っていたのが、実は、原作通りだったとか、びっくりした。

しかし、ここまで読んでも、リトルミィが出てこないのはちょっと意外かもしれない。