星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「輪るピングドラム」第12話

第12話「僕たちを巡る輪」

カンパネルラである冠葉を、たくさんの虫を殺した罪人のサソリにたとえたのが面白いなあ。と思った。カンパネルラは、なぜザネリを救うために水に飛び込んだのか? その発想はなかったし。

陽鞠をザネリだと思えば、ジョバンニとの間で、「銀河鉄道の夜」も三角関係が成立するんだな。と初めて気づいた。

彼ら三兄妹は、全部、赤の他人だと聞いたし、生まれたのが男の子・・・としか説明されていないので、あるいは、本当に高倉家の子供なのは、冠葉だけなのかも知れない。両親の罪を負ったのは、一人だけなのか? すると、晶馬と陽鞠は、何者なんだろう? と、勝手に考えているけど、前提としての兄妹他人説が違っている可能性もあるので、今後の展開を待ちます。考えなくても、そのうち、物語が教えてくれるだろうしさ。

陽鞠を救いたい冠葉の必死さが伝わる分だけ、胸を打つ展開でした。これからどうなるのか、続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。