第2話「ニューロピア炎上」
二つの種族の戦端が開いてしまったのは、カララの身勝手な行動が原因だけれど、それでも、巻き込まれ型で、異星人であるカララが地球人の避難民の中に混じってしまうのは、非常に興味を引く展開で、彼女がこれからどうなるのか、気になってしまうから、物語の引っ張りには、うまく成功していると思う。
カララとベスの出会いも描かれる。
パイパー・ルウも登場してきて、赤ん坊が泣きわめくと、イデのゲージが輝き出すというのが、懐かしかった。こちらはその後の展開を知っているから、ここに関連性があるのがわかるんだけれど、登場人物たちは、まだそれに気づいていなくて、「ルゥを泣かせるな!」とコスモが怒っているシーンが何度も描かれる。
この時点では、まだイデオンがなぜ動いたのか解明されてなくて、勝手に動き出す巨大な遺跡・・・としての不気味さがいいなあ。と思う。赤ん坊が泣きやむと、イデのゲージも消えるわけだけど、初見の人は、ここでその事実に気づくだろうか?