中国について勉強したくて読んでみました。「論語」の直訳と言うよりは、初心者のための入門書。「論語」が書かれた経緯や、孔子とはどういう人だったのか、生い立ちから始めて、一生を説明してある。著者が、孫が中学生になったときに読ませたいとして、読者想定を中学生としてあるから、読みやすく、わかりやすい。
中国の国教である儒教は、「論語」から始まり、朝鮮半島や日本、ベトナム北部に及ぶ東アジア全域に影響を与えている。先祖崇拝や、日常のいろんなことにその面影を見ることができて、面白かった。
論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
- 作者: 加地伸行,谷口広樹
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2004/10/23
- メディア: 文庫
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