星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「アトム ザ・ビギニング」第6話

第6話「7研壊滅す!」

今回は面白かった。午太郎と博志の友情の破綻を防ぐために、茂斗子さんが頑張る話で、その一生懸命さが結構良かった。こういう日常系の話のほうが普通に面白いみたいで。そんなに違和感なく楽しめたと思う。

まあ、茂斗子さんの胸ばかり、意味深に強調されているのがなんかあざといなあ。と思ったけど、今時のアニメはみんなそうだし、仕方のない範囲かもしれない。

 

「アトム ザ・ビギニング」第5話

第5話「激走マルヒゲ運送」

・・・ダメだ。作画レベルも低いし、話も安っぽいし、つまんない。これと似た話は、たしかに原作にもあったような気がしたが、漫画で読んだときにはこんなに安っぽくは見えなかったと思う。作画の問題なんだろうか?

とにかく、ヒゲオヤジがうざい。前のロボット犬探索のときにはそんなに違和感なく聞こえた飛田さんの声も、今回は全然だめだった。うっとうしいから、出してくるな! と思うし、どうしても出したければ、最低限の登場とセリフに抑えて欲しいと思う。

暴走トラックのネタも古いと思うんだが、それが子供の乗っているバスを助けたりすると、ちゃちさが倍増してしまう。子供向けにしたいのか? しかし、今どきの子供がこんなやすっぽい話で満足するとはとても思えないけどね。

色んな部分でレベル低すぎ。がっかり感にあふれてます。私に対する嫌がらせだわ。

「東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編」 下川裕治

読書18.「東南アジア全鉄道制覇の旅 タイ・ミャンマー迷走編」 下川裕治 双葉文庫

東南アジアの鉄道なら8割は乗り尽くしていると口走ったら、この際、全部乗りましょうよという企画になったという話。やってみると、その苦労がよく分かるらしいが、読んでいても、たしかに大変そうで、そんなに無理して頑張らんでも。体を壊さないようにしてくださいね。と言いたくなる。

鉄道制覇の旅は、盲腸線をいかに乗り継ぐかという計算にかかってくるみたいで、時刻表もいい加減な東南アジアでは、行き当たりばったりで大変なことになる。無責任な読者としては、その苦労話が非常に面白かったが。

特にミャンマーの鉄道がいかに老朽化していて、危なっかしいかと言う話が印象に残った。3人乗りのバイクに追い抜かれる鉄道って、どんなスピードで走っているのかと思うが、夜になっても電気はつかない、窓もドアも開けっ放しで虫は飛び込んでくる、冷房の効かない電車で摂氏40度超えを耐え抜くとか、駅に着けば馬車が待っていたとか、牛車がいるとか、どこの異世界だよ? と思って、いろいろすごい。

バイクと人間を満載にした渡し船とか、写真も載ってて、興味深かった。

この体験談は、当分続きそうなので、次の巻も楽しみです。次巻を待ちます。

「アトム ザ・ビギニング」第4話

第4話「練大祭へようこそ」

今回もアニメオリジナル回だったけど、3話よりはずっと面白かった。なんにせよ、俊作くんが可愛い。親父のほうがチラッとしか出てこなくて、息子がメインだったのは良かったな。そのぐらいのバランスで描いてくれたほうがいいのだ。

学祭のノリに、マイクロチップの追いかけをやっている謎の人たち・・・というエピソードが交じると、やっぱり、どことなくゆうきまさみっぽく見えるんだけれど、そもそも、私が知っているゆうきまさみの作品といえば、80年代のもので、「究極超人あ~る」や最初の「鉄腕バーディ」の時代だし、そのイメージを語っているつもり。最近の作品は読んでないので、ゆうきまさみだから古いというと、ちょっと失礼なのかもしれない。

俊作くんが蘭ちゃんに片思いしているという設定は、原作にもあったのか気づかなかったけど、恋愛要素を入れてきたのはいいな、と思う。とりあえず、俊作くん押しで行こうと思ったから、次回を待ちます。

「アトム ザ・ビギニング」第3話

第3話「それぞれの追跡」

アニメオリジナル回。正直、これはないわ~と、ため息が出るほど、子供だましだった。

個人的には、この作品に手塚色をあんまり出してほしくないので、ヒゲオヤジをメインにしてほしくなかった。特に、探偵として出すと、一気に物語のリアリティが崩れる。その点、原作では、運送会社を経営する親父になっていたし、高校生の息子が探偵になりたいと言っている・・・という設定になっていたから、それがいいな、と思っていたのだ。親父をメインにしちゃいかん。息子の方をメインにしなきゃ、今の時代にそぐわないでしょ。

ましてや、探偵としての仕事が、ロボット犬の探索などと・・・。ため息の出る安っぽさで、見つかってよかったね。で、一緒に感動するレベルじゃないだろう。むしろ、一生懸命探したけど、見つかったら壊れていた・・・というオチのほうがまだ許せるわ。その方が、おじいちゃんのためにいいと思う。

あえて良かった探しをするなら、飛田展男のヒゲオヤジが、ちゃんとヒゲオヤジになっていたことで、飛田さん、すげーと思ったこと。それに比べると、関さんの爺さん役はまだ無理があるなあ、という感じがした。

一気に、視聴意欲が下がったけど、仕方がないから、このまま進めます。次回を待ちます。

「アトム ザ・ビギニング」第2話

第2話「ベヴストザイン」

原作を読んだときにはあんまり気にしなかったんだけれど、改めてアニメで見て、この話って、こんなにゆうきまさみっぽかったっけ?? と、気づいて、びっくりした。確かに、ストーリーコンセプトは、ゆうきまさみにはなっているけど、どこまで絡んでいるやら、漫画で読んだときには全然わからなかった。

漫画版が、ゆうきまさみ色を消しているのか、アニメ版が、ゆうきまさみ色を強く出しているのか、どっちなのかは知らないけど。

怪しい変質者のような格好をしたロボットが、少女を襲い、それをシックスが助けたりすると、なんかゆうきまさみだ。あるいは、それがSFとして定番の展開なのかもしれないけど。

ゆうきまさみっぽく見える分だけ、どこか古臭く感じるんだなあ。と思う一方、それでも、襲われた蘭をシックスがかばって助けに来るシーンには素直に感動した。いいね、いいね、ロボットはやっぱりこうあって欲しいよね。と、にやにやして、喜んじゃうみたいな感じ。

アクションシーンが多かった分だけ、見ごたえがあったし、やっぱ、こちらが困ったときに、さっとやってきて、助けてくれるロボットの存在は素直に嬉しい。シックスがかっこよくてよかったよ。1話よりも面白く感じて嬉しい。続きも楽しみにしてます。次回を待ちます。

「アトム ザ・ビギニング」第1話

第1話「鉄腕起動」

原作は全巻既読(現在、第6巻まで)。アニメ版は、原作よりもエピソードを若干追加して、どことなく、古い感じの演出で淡々と進んだ感じ。悪くはなかったけど、あんまり今の時代にはそぐわなくて、アニヲタにも下の世代にも受け入れられないんじゃないかとちょっと心配になったぐらいで。

個人的には気に入った。声優さんもイメージ通りだし、良かったんじゃないかな。中村悠一の壊れっぷりがいいな。と思いました。続きも楽しみです。次回を待ちます。