星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「灰羽連盟」第6話

第6話「夏の終わり 雨 喪失」

作品全体に最初から流れていた「不穏な空気」がここに来て、前面に押し出されてきた感じですね。
大体5話までの話数で、世界紹介、キャラクター紹介を時間をかけて説明して、やっとここから本論に入ってきたという感じもします。前回までの話数は長いプロローグだったのでしょうか。

カナが鳴らした時計台の「鐘の音」だけど、最初こそ「時計」でもあることだし、「卒業の鐘」をイメージしたのかと思ったし、それにしちゃえらく暗くて重いなあ? とも思ったんだけど、これは「卒業」という明るいイメージじゃなくてどちらかといえば「葬送」の鐘だったんですね。ラストシーンの重さは、葬列の暗さなのか。

世界から消えてしまう・・と言う点では、それは「死別」と同じであると。
「みんな私を置いていってしまう」というレキのつぶやきも意味深で、今後に期待できそうです。
続けて7話も始まるみたいだけど、もったいないから、1話ずつゆっくりと見ようっと。(^^)♪