星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムSEED」第12話

第12話「フレイの選択」

・・・ひどい話だ。と、思ってしまったのは、私だけではないだろう。
あの連中、友達じゃないよ。仲間のふりして仲間じゃないと言うか。
第3話か4話あたりで、「キラだけに戦わせちゃ悪いもんな。俺たちも戦うよ」とか言いだしたときもひどいと思ったけど、今回も「そりゃひどいよ、そういう風に追いつめるのも返って残酷じゃないか?」と思ったよ。構図的にはまったく同じだし。
戦争を喜んでやりたがる連中の気持ちがよくわからん。たとえフレイが戦うと言いだしたとしても、「じゃあ、ぼくも」「ぼくも戦うよ」と言い出すのはどうだかねえ。普通なら、「気持ちはわかるけど、君には無理だよ」とか「戦うなんて簡単に言うものじゃない」とか諭して引き止めようとするもんじゃないか? 戦争なんだよ? 
誰か一人ぐらい、「ぼくは戦争なんて嫌だ。人殺しなんてごめんだ・・」と言い出す奴はいないのかね? そういう部分の緊迫感があまりになさすぎる。

「俺たちはここに残るから、お前だけ帰れよ」ってのも見ようによっては、相手のためと言うよりも逆のいじめみたいじゃないか? なんだかなあ。

なんか・・もう少しやりようがあるんじゃないか? 主人公が戦う理由、アークエンジェルに残る理由として、あまりに弱すぎる。なんだかため息が出るわ。

一方で、すっかり切れちゃっているイザークはよかったけどね。やっぱリトル関はこうこなくっちゃ。この調子で今後もキラをつけねらってくれ。(^^);