第2話「借りは、返す!」
第3話「炸裂!オーバースキル」
うーん。比べるのもなんだけど、最近まで見ていた作品が「灰羽連盟」なのと、この間たまたま見た作品が「WOLF'S RAIN」だから、これらから受けるイメージがものすごく暗くて重くて辛かったのに対して、この作品は一気に前向きになった感じがする。
同じ淡い色彩でも、背景の色がオレンジとか赤の暖色系だから、どこか暖かく見えるせいもあるかな? また登場人物が積極的に動き回っているせいもあるか。
戦闘の最中でも「何故、学校へ来ないの?」と日常的なレベルの会話をして、その状況が同居しちゃうと言うか、同居させちゃうのがすごいなあ。「そんなこと言っている場合ですか」というのはまさにその通りなんだけど。しかも、「きれいな字だね」で終わっちゃうという・・。
戦いの描写はつまり、彼の本音を引き出し、友人に向かって叫ばせるため、ひいては学校へ行く決意をさせるためだけのものであって、これは本当に日常ドラマなんだね。この二重構造が見事。
これができるのは、普通の発想じゃないよなあ。ここらへんはさすが富野と言うべきかな?
この作品についても、これから少しずつじっくり見ていきたいと思います♪