第4話「大人の国」
キノ・女の子バージョン(←変な言い方だけど、わかってくれるよね?)、かわいすぎ〜!!(^^)♪
スタッフのキノに対する深い愛を感じましたわ。いや、マジマジ。
しかし、よく放映できたねえ。
実の父親がにこにこ笑いながら、娘に向かって「失敗作は処分しなくては・・」と包丁を突きつけてくるシーン。
すごいぞ、WOWOW!! 血だまりもちゃんと赤かったし。
「キノの旅」のこういうブラックな部分って、映像化は難しいと思ったんだけど、見事なまでにちゃんとやりましたねえ。いや、嬉しいよ。今時のTVアニメでもこんな挑戦が見れるなんて・・。
第2話の時に「ウサギの解体」や「人食い」程度でごちゃごちゃ言っていた人たちも、今度こそ何も言えないんじゃないのかな? それとも「こんな残虐なアニメをゴールデンタイムに放映するなんてとんでもない!」とかわめいているのだろうか? いやあ、だって「キノ」だもん。
是非とも、変な抗議なんかに負けないで、こういう毒々しい路線を今後も続けていって欲しいものです。応援します!
「どんなにつらい仕事でも、にこにこ笑ってちゃんとこなすのが大人」だという国。あえてコメントはしない方がいいかな?
旅人・キノの役を井上和彦がこなしていたのは嬉しかった。あまりにはまり役なんで・・。
小説では「キノ」という名前だけだから、どちらのキノかわからないようにちょっとした引っかけになっているわけなんだけど、アニメではどう描くんだろうと心配してたら、意外なほどすっきりとまとめたなあ。
確かに井上さんのキノなら、少女が好意を持つ気持ちがわかりやすいかもしれない。すてきなお兄さん・・という感じが上手く出ていたもんね。
ラストシーンの、真っ赤な花の中に埋もれて楽しそうに笑っているキノがめちゃかわいかった。(^^)
ものすごく、満足です。いい作品を見たなあ。という気分ですね。(^^)v
DVD、そろえようかな〜。欲しくなってきたかも・・・。