星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「天使な小生意気」第26話

第26話「俺を抱きしめるな!雪花って誰だ〜!?」

今週の名言「男はうろたえてはいけない」

いやあ、なかなかいい言葉だ。(^^)
相変わらず、レベルの高い面白さを維持してます。笑った笑った。楽しかった。

源造が書いていた「男の中の男の書」「男の心得」。それを見つけて、読んで、大笑いする女の子が二人。(^^);
なんてわかりやすい構図だ。いや、だって、男にはそういうものにまじめにあこがれる気持ちがちゃんとあるみたいなんだもんね。女性にはなかなか理解できない心理ではあるんだけど。だからそういう男女の心理差というのが、こんな風にギャグとして描かれてしまう。

せっかくだから抜き出してみた。
●源造が書いた男の心得。
「絶対はある! 俺は絶対、男の中の男になる!」
「男は決してあきらめてはいけない」
「途中で死んではいけない」
「男はバカではいけない」
「男は泣いてはいけない」
「男は逃げ出さない」

●美木が書き足した追加。
「男は電車のドアが目前で閉まっても、笑ってはいけない」
●恵が書き足した追加。
「男たるもの、ギャグが寒かったとき、自分で笑ってはいけない。笑ったら切腹

彼女たちの方が、よっぽど現実的だ。男が理想としている男と現実の男たちのギャップを女の子たちは残酷なまでにしっかりと見抜いている。
「全然、守れていないじゃん」と。

だから、ラストの言葉がなかなか感動的。
「男はバカになれなきゃ、ダメだろ」
こういう言葉を大まじめに書いている源造は確かにバカなんだけど、バカだからこそ男なんだ。いいねえ。私も好きだよ。そういう世界。(^^)

【おまけ】
深刻な会話が続いたあと、美木がこぼした涙。
それをすかさず手を伸ばしてコップに受け止めた安田が立派!(←大笑いしました)
すごいなあ。シリアス展開から、いきなりこういう風にギャグに持ってくるか。その転換の早さが見事でした。