星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ヤミと帽子と本の旅人」第10話

第10話「レイラ」

Aパート前半がリリスとガルガンチュアのやりとり、Aパート後半がガルガンチュアと玉藻の前のやりとり、Bパートがレイラたちの宇宙移民船の物語。

玉藻の前の宇宙庭園は好みですね。ふすまを開けると、そこに別の宇宙が広がる。なんとなく、日本昔話の「見るなの座敷」とか連想させられて、不思議な味わいがある。さらに宇宙空間に浮かんでいるのも、この作品らしいスケールの大きさが感じられていい。

まさかと思ったマリエル姫の再登場。ガルガンチュアとどうやりとりを続けるのか、続きが楽しみ。

そういえば、ガルガンチュアと葉月の接点はまだなかったよなあ。葉月とともにいるリリスとガルガンチュアとやりとりしているリリスは、時間軸としてはどちらが先なのだろう?

レイラたちの移民船がどうなるのかも気になるところ。基本的にこういう「死の船」という設定には、ぞくぞくさせられる。水辺に咲いているきれいな花も何を養分にしているんだろう? とか思うと、なかなか怖くてよいじゃないですか。続きが楽しみです。