第38話「エミリーの願い」
なんでマグマ大使とモルの子供が女の子なんだよ〜! ガムを出せ! ガム〜! などと思ってしまうのは、手塚ファンとしての性みたいなもので・・。気にしないでください。(^^);
海外脚本らしい物語の単純さは少々気に障るものの、テーマ自体は結構意味深で考えさせられるものがありました。
「エミリーみたいな女の子が戦士にならなくちゃいけないなんて、絶対に間違っているよ」
男の子ならいいのか? というつっこみはともかく、両親をさらわれた子供が復讐のために立ち上がるという展開に疑問を差し挟むのは、支持していきたい。あえて、女の子が銃をとるような展開にしたおかげで、その危険性がより明確になった気がする。
もう少しエミリーをかわいい少女として描けば、より感情移入しやすかったろうに、あまりに強気すぎてちょっとひいちゃった点が少々残念でした。