星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ハーメルンのバイオリン弾き」第11,12話

第11話「真実の鏡」
第12話「旅の終わりに」

うわあ。なんだかすごい展開になってきた。

なんだかあっさり母子は和解しちゃうし、「俺は魔族か人間か?」とやたら悩んで、単にいじけていただけのように見えたハーメルも、フルートの元に戻ってきて、「すんなりめでたしめでたしなのか〜。思いの外、あっさりしていたなあ・・」と、思ったとたんに、ラストのカットを見て「げ!」という感じでした。

一応、ハーメルの正体は知っていたつもりだったんだけど、ほのぼのとすべてが丸く収まるかのように錯覚させておいてのフェイントがすごい。この見せ場で、こういう展開をするか? おいおい・・という感じ。

愛する人たちを守ろうとする人間ってすごいよね〜と、感動させておいて、人間なんてこんなものだよ・・といきなり突き放す、残酷な語り口が素敵です。ひゃあ〜。

次回予告でもなんだかすごいカットが入っているし、目が離せなくなってきました。いやあ、ひどい話です。つくづく・・。しかし、そういうところがものすごく好みかも?(^^);