第2話「28号対27号」
「わかった。今こそ、すべてを話そう」by敷島博士
とか言いながら、すべてじゃなかったりするのが、今川さんのいつものパターンだけどどうだろう? どうしても敷島博士のセリフがうさんくさく見えてしまう。絶対、まだなんか裏がありそう〜と、つい用心深くなってしまうのは仕方がないところか。(苦笑)
悲壮感の漂う音楽が、「Gガン」のノリを思い出させます。作曲は千住明さんだから、曲そのものはどちらかというと「Vガン」だけど、この場合は曲の使い方ね。この音楽を聴きながら画面を見ていると、鉄人の目に涙が見えるの。
まさに「拳が泣いている」の世界。泣きながら戦っているみたいな深い悲壮感。こんな形で生まれてしまったその哀しみが感じられて、いい味になってます。
画面の雰囲気は、中途半端になってしまった「真ゲッターロボ」の焼き直しという印象だけど、つくづく今川さんがやるとみんな同じノリになるらしい。
村雨兄弟の出番がこれだけ? というのはちょっと残念だなあ。生き残った一人だけでも狂った形での再登場を切望します。(^^);