星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「機動戦士ガンダムZZ」第5話

第5話「ジュドーの決意」

別名「みんなの学校が、怪人におそわれるの巻」。
子供向けらしいエピソードを入れて欲しい・・・ということだったんでしょうか? あるいは、子供向けにしなきゃ行けないということに対する皮肉な反発なのか?

ひねくれた反発から学校へ行くと言い出したジュドーたち。はじめて校庭にやってきたクムとシンタのいたずら書きが敵を呼び込み、結果として学校が襲われることに・・・。

この展開は、要するに、「敵に学校が襲われる・・・」という子供向けアニメの基本パターンをとことんリアルな演出でやっちゃおうという試みなんでしょうか?

「ぼくはウソなんか言っていない!」と歌わせた「ZZ」の姿勢がよく表れているという感じ。とことんまで「リアル」にこだわる作り手側の姿勢が見て取れます。子供向けにしてくれという要請に、皮肉で返しているみたいで興味深いなあ。(^^);

物語の方向転換を命じられたスタッフの苦し紛れの反発に見えるけど、それとも深読みしすぎかな? 「頭が痛くなってきた・・」というブライトのセリフが、やけに意味ありげに聞こえたけど。さて・・・?