星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「新選組!」第38話

第38話「ある隊士切腹

こういう短編ドラマはすごく好きだな。何が悪かったのか? 誰のやり方に一番問題があったのか? こちら側に色々考えさせてくれる。

かつての日本人の責任の取り方は「切腹」だったと言うことを考えると、確かに些細なミスでも「死」をもって責任を取る・・・というやり方が徹底していれば、どんな不正もなくなるような気もするけど、それは命を軽んじる怖ろしいやり方だ。

とりあえず、つくづく思ったのは、「お金の貸し借り」というのは、それだけ怖ろしいと言うことかな? 相手が「金など借りていない、それは私の金だ」と言い張るようになってしまえば、その責任は勘定方が取らなければならない。

ただ、このドラマの場合は「切腹」として表現していたけど、こういう「不正の発覚」という事件が起こった場合、一番被害を受けるのは、一番正直で人情味のある人間(得てしてそういう人間が一番立場が弱い)だと言うことなのかも知れないな・・・となんとなく思いました。