星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ファンタジックチルドレン」第6話

第6話「コックリ島(2)」

ヘルガは普通にしゃべって、笑うと、普通の女の子に見えるんだけどな。前回までの描写とあまりに違うので、少々ギャップに戸惑った。通しで見た人に違和感はないのだろうか??

蜂の群れの中をひるまずに進んでいくのを見て、なんとなく「風の谷のナウシカ」を思い出した。「蟲を愛でる人」とはちょっと違うかも知れないけど・・・。

トーマが中心になると、やっぱり物語を追いやすい。元気のいい主人公はいいな。でも、けんかっ早いのはいいけど、ちょっと考えなしというか、この場合はベフォールの子供たちの一人(いまだに名前を覚えられない)の方が正しいと思う。拳法の腕前を見せてもらったのはさすが。ロボット(?)が出てきたのも好印象。

事件を追っている刑事はむしろ邪魔のようにも見える。まあ、いずれ、トーマたちとも出会うことになるんだろうけど、かなり先じゃないかという気もするし、気長に待つしかないか。

パルムの樹」もそうなんだけど、なかむら監督はいろんな要素を一気に入れてくるから少々見づらいのだと思う。エピソードの一つ一つは面白いのだから、もうちょっとじっくりとゆっくり描いて欲しいなあという気がするのだけど。

しかし、「ファンタジックチルドレン」がうまく評価されれば、「パルムの樹」が再評価されることもあるのかも知れないな、とちょっと期待。できれば、劇場でおそらくカットしただろう部分もつなげて完全版を見てみたいんですが・・・。

【参考】「パルムの樹
http://www.toho-a-park.com/video/new/palme/