星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ブラックジャック」Karte06

Karte06「ある教師と生徒」

思いの外、よかったです。むしろちょっと感動してしまいました。

この話は、原作の中でもわりと地味な方の物語だと思っていたんですけどね。(^^);
改めて見てみると、単純な物語だからこそ、かえって大事なテーマかも知れないなあ・・と思いました。説教がましく見えなかったところに好感を持てました。

先生が嫌だから学校へ行きたくない・・・という子供の気持ちはわかりやすいし、子供を叱る先生の気持ちや無理矢理子供を学校へ行かせようとするお母さんの立場にも共感できるようになってきたからかも知れない。

シャラクと和登さんの登場は、やっぱり小さい子供向けのサービスのように見えます。「三つ目」キャラの出番が多いのも、「ブラックジャック」と同時期連載のキャラクターでもあることだし、友情出演なのかな? と微笑ましく思えます。(注:シャラクはカタカナで書くみたいですね。公式サイトでもEDロールでもカタカナになっていた)

学校に行くと、必ずクラスメートにケンイチくんがいるのが笑える。原作にもいたかしら? そこはよく覚えていないんだけど・・・。

手塚先生、再登場。この調子で、どんどん患者を紹介する役割になるのかしら? 出番が多いのは嬉しいです。これからも楽しみです。