星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「AIR」第7話

第7話「ゆめ〜dream〜」

素晴らしかった。ここまで原作通りのイメージできちんとまとめてくれたTVアニメ版には深く感謝! 劇場版がいかに中途半端に原作をなぞって失敗したのか、比較するとその差がはっきりとわかるはずだから。劇場に対する不満をぶつけようのない原作ファンの溜飲を下げてくれたことが一番嬉しい。100の言葉で説明するよりも、「この画面を見ろ!」と言えばそれですむのだから、こんなに嬉しいことはない。

物語中で今までにも何度か繰り返されたお母さんの言葉が、今度こそはっきりと意味を持って響き始める。
「海へ行きたいとその子はいったの。でも、連れていってあげられなかった・・・」

決してたどり着けない海・・・。少女にかけられたその呪いと、彼女を助けることを母から子へと受け継がれている往人の運命。彼の持つ能力の意味。

呪いについては、往人を襲う苦しみに人の声が入ったり、背中の斬られた傷痕などアニメならではのシーンも見せてくれて満足。過去の因縁が現代に向かって追いかけてきているのがわかるし、これから明かされるだろう過去についても興味を引っ張るのに成功していると思う。

観鈴ちんのやけに色っぽい苦しみ方については、私が語るまでもないだろうなあ。個人的には少年時代の往人さんがいっぱい見られて大満足と言うところ。

ラストでは神奈と柳也がいよいよ登場。神奈のしゃべりを聞いて、「ああ、本物の神奈だ〜!」と妙な喜び方をしてしまった。(^^);
このラフィールしゃべりの少女こそ、本物の方だよ。さっそく柳也をはたいているし。

8,9話にかけてSUMMER編が見られるみたいだし、今までの作りを見る限り、心配することもなさそう。ものすごく楽しみです♪

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