第２１話「さまよう眸」
ルナマリアもミーアも思い切り積極的ですね。積極的というか大胆というか、現代風と言えばそうなのかも知れないけど、本当に今時の若い女の子というのは、ここまでやるものなんだろうか？（＠＿＠）；
とりあえず、ミーアは無邪気なんだと思うことにしよう。一応、布団に入っていただけだし・・・。
一方で、ステラを助けたシンの気持ちの方が感情移入しやすかったな。
「私死ぬの？ 死ぬの怖い！」と錯乱状態になった彼女を見たときに、とっさに「かわいそうに。よほど怖い想いをしたんだね」と考えることが出来るのは、同じぐらいの悲しく辛い想いをしたことのあるシンだけなんだろう。
そんな風に思ってくれる人も、ステラにとっては初めてだったのかも知れない。彼女のそばにいる二人は、どちらも彼女のことをそんな風に思っているようにはとても見えないので。
シンにとっては、守れなかった妹の代わりに、今度こそ本当に守りたい相手としてステラはなることができるのだろうか？ 今度こそ、うまくいって欲しいと思う。これで、ガンダムのおなじみの展開として、目の前で再び彼女が殺される・・・みたいな話になったら、もう目も当てられないし・・・。
「SEED」はガンダムと言うよりは、むしろその展開の逆を狙っているみたいに見えるので、それだけはないだろうと思っているんだけどね。
