星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ブラックジャック」Karte20

Karte20「山手線の哲」

うーん。原作がどんな話だったか、微妙に忘れてしまったなあ。ヒゲオヤジがスリだったのは覚えているんだけど、元手品師だというのはアニメのオリジナルです。

お話としては、ほのぼの系の普通の話だったからそれほど感銘も受けなかったけど、今回ショックだったのは、富田耕生氏の声がかすれがちだったことかな。永井さん同様、もうだいぶ老齢になっちゃったということか。演技の感じは昔のままなんだけど、もう声が出ないんでしょうね。でも、ヒゲオヤジはやっぱ富田さんがやってこそ・・・と思うので、まだまだがんばって欲しいところです。

一方で、アセチレン・ランプは内海さん以外に考えられない貫禄でしたね。本間先生の阪さんといい、ベテラン陣が入ってくれるのはさすが手塚アニメで嬉しい限りです。

ところで、今回の絵の感じは、手塚治虫でもなんだか古い頃の雰囲気に見えました。特にランプの目の感じがなんとなく。あんまり絵には詳しくないので気のせいかも知れないんだけど、あるいは、わざとそういう風に描いたのかな? と思いました。

ランプとヒゲオヤジの共演というのは、手塚マンガでも初期の頃からのものだし、そういう絵の描き方でさりげなくオールドファンにサービスしたのかな? とも考えてみました。しかし、これはさすがに考えすぎかもしれないけどね。(^^);

【自分用のメモ】
次回「ブラック・ジャック 春の1時間スペシャル」4月11日(月)19:00〜20:00放送!