星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「遠くをみたい―星の贈りもの」

9.「遠くをみたい―星の贈りもの」 寮 美千子, 東 逸子 パロル舎 評価★★★★★

最初に表紙を見たときには、星座の紹介絵本だろうか? と思ったのだけど、開いてみたら全然違いましたね。

「ばらの木に なぜ ばらの花が咲くのか ふしぎにおもわない子どもはいても 宇宙の果てをおもわない子は きっと いない」の詩で始まるんだけど、言葉の美しさとイラストの美しさが見事にマッチして、感動的にしあがった絵本です。

「人は空を見上げ、遠い星をおもう」「私たちはみな、星のかけら」というリズム感のある詩のメッセージがとてもきれいで、印象に残りました。書けるものなら、私もこういう詩を書いてみたいな。いい本でした。オススメです。

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