第１話「ゲルダとカイ」
見事に名作劇場という感じですね。少年と少女のキャラクターが生き生きしているのが気に入りました。少々男勝りで意地っ張りなヒロインのキャラクターが実にいいです。「私のアンネット」のアンネットっぽい感じだけど、彼女を引っ張る少年の方も全然彼女に負けていないところがステキ。「アンネット」の場合、少年の方のキャラクター・ルシエンはただのヘタレだったからね。（＾＾）；
カイは、頭もいいし、顔もいいし、とっさの時に助けに来てくれるところがなんとなく頼りになるし、意地っ張りの彼女を見捨てたりしなかった部分で、すごく好印象。なかなかいい男だわ♪
原作の「雪の女王」のストーリー展開上、少女がさらわれた少年を追って、捜す旅に出るはずだから、少女が「どうしても私が助けなければ！」と思うだけの少年である必要があると思う。とすれば、このキャラ設定は十二分に合格点なんじゃないのかな。
まだまだ第１話だからキャラクター紹介編という感じ。機を織っているお婆ちゃんや、靴を作っているおじさんがなんとなくヨーロッパっぽくていいなあ。
続きも楽しみです。
