星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ツバサ・クロニクル」第12話

第12話「暖かなエガオ」

番外編的な短編。こういうファンタジックな世界観はすごく好きだな。

前回の誕生日のエピソードが印象に残っていたんだけど、ここで小狼の立場からもう一度振り返るとは思わなかった。

暗く、寂しそうな雰囲気をたたえた子ども時代の小狼がめちゃかわいいよ♪ それでサクラの優しさに触れて、戸惑った表情をしているのが、すごくステキ。それから彼は、彼女のナイトになったのですね。
前回だけだと、サクラの方がかわいそうかな? と思ったんだけど、やっぱ、小狼も辛いのね。そういう彼の辛そうな痛ましい表情が、またそそられます。やっぱりこの子、いいわ〜。哀しげな表情で何も言わない姿がとてもよい。(^^)

あと、そういう過去の物語が、不思議な光る怪魚と出会うエピソードと回想の形で絡んでくるまとめ方も好き。
水底の光の中にある小さな町。人の姿は見えないけど、きれいな建物が整然と並ぶ。その中に入るのかと思えば、ただ見下ろして立ち去るだけ・・・・というのもいいな。
世界が箱庭に過ぎない・・・というファンタジー要素は好みなので、それを光魚が守っている雰囲気だけをかいま見せているのは、面白い。

入れ子細工のように、世界が重なっていく・・・。彼らの旅する多重世界を表現しているようでステキです。これはアニメオリジナルなのかな?

いい話でした♪ 面白かったです。続きも楽しみです。

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