星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「無人惑星サヴァイブ」第8話

第8話「生きるために大切なこと」

遠からず、出てくるんじゃないかと思ったけど、やっぱりやりますか。動物を殺して、その肉を食べるシーン。まあ、直接手を下す部分は悲鳴でごまかして描くのを避け、次の瞬間には焼き肉になっちゃっているところが、子ども向けのアニメとしてギリギリのラインなんだろうなあ・・・と思うけど。

「やめてぇぇ!」とこだまするシャアラの叫びは、その分、重く聞こえました。(「かわいそうよぅぅ!」だったかな? 記憶力あいまい)

以前から魚を食べるシーンはあったんだけど、肉となるとやっぱ重みが違うのは、普段スーパーで売られている肉は加工されているからなんだろうね。本来、肉を食べるには、動物を殺した上で、毛皮を剥いで、肉をそぎ落とさなきゃいけない厳しい作業があるわけで・・・。一方、魚は大体そのままの形をしているから、子どものころから見慣れているし、そのまま殺したり、焼いて食べることに抵抗が少ないのかもしれない。

それを思うと、やっぱ魚釣りというのは人生でもっとも大切な経験かも知れない。ある意味、サヴァイバルの基本と言えるのかも?(本当か?)

獣を殺す覚悟を決めたルナの手を取って、「ぼくがやる!」と言ってくれたベルは男だねえ。かっこいいよ。シャアラがうらやましいな。

ところで、木や湖に名前を付けるのは、「赤毛のアン」あたりにも見られる読書好き少女のお約束ですが、私も昔、やったことがあるよ。小学生の女の子同士3人で近所の山に登って、目立つ木や大岩に目印の名前を付けて遊んだ。
あれは6年生のときだったけど、「中学生になったらもう来れないから」と、みんなで話していたところが懐かしい。一年違うだけなのに、「来年もまた来ようね」という話にはならなかったんだよね。それだけ、小学生にとっては、「中学生」という響きが特別だということなのか・・・。