星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

前夜祭オールナイト<Night of the Zombies>参加。

映画20.ジョージ・A・ロメロ、ジョン・A・ルッソ監督「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/最終版」 (アメリカ・99)
映画21.ジョージ・A・ロメロ監督「ダリオ・アルジェント版・ゾンビ」 (アメリカ・79)
映画22.ジョージ・A・ロメロ監督「ランド・オブ・ザ・デッド」 (アメリカ・05)

昨晩、徹夜でゾンビ映画3本立てを見てきました。いやあ、素晴らしかった。ゾンビ映画というのは、漢の映画だったんですねえ。

危機的状況に人間が陥ったとき、それに立ち向かえるか? それから逃げて自閉するか? という2者択一で、私みたいなヘタレ人間にはとてもイタイ物語で、それ故にこそ、厳しい現実に立ち向かっていくキャラクターたちがめちゃかっこよく見えて、感動させてくれました。

「ゾンビよりも怖いものは人間」というテーマが3作に渡って描かれていたけど、3作目に至っては「ゾンビになるのも悪くない」と言わせるほど、人間の情けなさぶりが際だっていた感じです。それだけどんどん末期的になっていたと言うことなんでしょうね。

閉じた空間で、自虐的な享楽におぼれている人たちが非常に情けなく見えて、この映画が語ろうとしている皮肉がよく表れていました。花火の儚さが美しかったです。

自分的に一番気に入っているのは、実は1作目です。あとから付け加えられたという宗教的な部分はともかく、他の2作と違ってまったく救いのない落ちがすごくいいなあ・・・と思って。(^^);

これから恋人を捜す若いお嬢さんたちには、ゾンビ映画を愛している男を捕まえなさい・・・と助言したいです。なんというか、他の映画ファンとは違う気骨を感じた。(気のせいかも知れないけど)

3本連続で大変だったけど、いい夜でした。満足♪

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http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=4652

http://www.lotd-movie.jp/