星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ムーの白鯨」第2話

第2話「ムーの子供たち」

なんだか勢いで、第2話も見てしまいました。やっぱ、中学時代に見ていた作品というのは、妙に思い入れがあるなあ。

3万年前に、ムー帝国アトランティス帝国の戦いがあった。その説明をするのは、ムー帝国の長だったという老人、ラ・ムーなんだけれど、今の視点で見ると、この爺さんの言うことの方がよほどうさんくさく見えるなあ。
「ムーの民は、本当に平和を愛する牧歌的な民だったが、アトランティスの方は力を欲する好戦的な国だった」などと、自らを弁護するように説明されても・・・。

結果として、ムーの力で、アトランティスを次元の狭間に封じ込めたわけだし、今再び復活したアトランティスの民は、地球に行って、オリハルコンの力を手に入れないと、太陽のちりとなってしまうのだ・・・とか丁寧な解説が入った。
そりゃ、アトランティスの方も必死になって襲ってくるだろうな〜とちょっとアトランティス側に同情的な気分なのだ。

まあ、そんなこんなでアトランティス側が地球を狙う理由も入ったし、主人公たちは、それを阻止するために戦わなきゃならないわけだけれど、主人公のお兄ちゃんは、どうやらちょっと反抗的。他の4人は、あっさりとラ・ムーの言葉に従ったし、ムーの戦士として戦う決意も見せてきたけれど、主人公だけはちょっと違うみたい。
この辺は、一人だけ転生の方法が違ったというのが、過去の理由にあったはずだけれど、まだ2話の時点では3万年前の彼らについては説明がありません。もうちょっと先の展開を待ちます・・・。

そういや、昔はよくアトランティスだのムー帝国だののネタのアニメがあった気がするけれど、最近はあんまり見なくなりましたね。(私が知らないだけか?)
この作品の影響だったかどうかは忘れたけれど、私は中学の時、「ニューアトランティス」というタイトルで、長編のSF小説を書いていたのを思い出した。あまりに長くなったので、途中で挫折したけれど・・・。