第9話「エンジェルナイト」
なんだかミレーヌは、小言のうるさいおばさんみたいな感じだなあ。良くも悪くも、そこが女の子か。15年前に見ていたら、こういうヒロインは嫌いだ・・・と切って捨てていたかもしれない。
しかし、今回はミレーヌが主役のわけで、要するに、一応は彼女こそが、この世界の歌姫には違いない。80年代のリン・ミンメイの代わりに90年代にはミレーヌみたいな女の子が、マクロスの歌姫になるのかな? と思った。
ミレーヌがまだまだ未熟だから、フォローする形でバサラがいるとか? と、考えたけど、そりゃ、やっぱこじつけだろうなあ・・・という気もする。
とりあえず、デビュー前のリン・ミンメイ修行物語・・・と言う形で見ていくことも可能なんだろうか? と、少し思った。ミレーヌは、口うるさいけど、わがままじゃないところがミンメイとは違う。これなら、ぎりぎり応援できる範囲かなあ・・・と思いながら、見てました。
今回の話がそもそもそういう話だし、この作品の主人公は、バサラと言うよりもミレーヌなのかもしれないという気にさせられましたよ。彼女の気持ちの方が、よりよく伝わるような気がしたので。