星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「真・イズミ幻戦記 暁の国」第3巻 若木未生

小説・一般22.「真・イズミ幻戦記 暁の国」第3巻 若木未生 徳間デュアル文庫

イズミ幻戦記」が「真」になってから、今ひとつに見えるのは、やっぱり、拓己のキャラが別人格だからなんでしょうねえ。どうしても、こんなのたっくんじゃないや! と思っちゃう。

結構、残虐なシーンもあるので、拓己がこんなことをするわけがない・・・と言う否定要素の方が濃くなると言うか、違和感の方が大きい。

拓己と省吾の再会のシーンも、もっと感動的になるはずなのに、ちょっと無理が見えるし・・・。いや、この場合、どう見ても、拓己、嵐に殺されている方が自然。とどめを刺さずに捨て置かれた方がおかしいし・・・。

それでも、よかった点としては、新キャラの安楽くんが、思いの外、立っていることでしょうね。省吾とのコンビが結構、似合っている。省吾は放っておくと、どんどん暗くなっちゃうから、安楽くんみたいな明るめの性格の子でバランスをとっているんだろうなあ・・・と思った。

なんとか、ラストシーンでイズミ再登場成功〜。ずいぶんと待たされたけど、次回からはちゃんとアスカとの戦いになってくれそうだから、楽しみです。