第9話「天才の真贋」
この作品を見ていると、だんだん、「麻雀って、いかさまもばれなきゃ、OKなんですか??」と、思いたくなってきます。(いや、本当)
それにしても、余裕の表情で、「あんたが仕掛けてきた勝負だ。賭けようじゃないか、腕1本でどうだ?」と、返せるアカギは、さすがにかっこいい〜。
「カイジ」の方でも、コンビニの店長を相手に「それなら勝負してみろよ!」と、突っかかるシーンがありましたが、そう言う意味では、「疑いを口にしたからには、それなりの代償を払ってもらう!」という作者の側の思いが伝わるようで、世の中、すべて賭けごとなんだなあ、と思いました。
職場の先輩たちを相手に、勝負を持ちかけ、まんまと全財産をせしめたやり方もさすがだと思ったけど、隣にいたいかにも気弱そうな男の子との対比がいいなあ、と思った。あの彼が、一般人代表という感じに見えるから。
あんな事をされたら、彼もアカギに惚れちゃうよね。惚れちゃうが言い過ぎなら、惹かれちゃうでいいけど。読者代表として、重要な位置を占めるのか、はたまた、通りすがりの一キャラで終わるのか、そう言うところが、なにげにちょっと気になりました。次回も楽しみです。