星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「バッカーノ!」第1、2話

第1話「副社長は自身が主役である可能性について語らない」
第2話「老婦人の不安をよそに大陸横断鉄道は出発する」

最後まで見終えた今、もう一度第1話を見直すと、実は第1話こそが最終回だってわかる構成。確かに面白い。今なら、キャラクターが会話している意味がすべてわかるよ。

マイザーの待っていた古い友人というのが誰のことなのか。彼の姿を映して、物語が終わるのも、なかなか感動的だった。フィーロとラックがすっかり仲がいいし、あのあと、そんな関係になったんだなあ、と思えたし、列車から落ちたラッドが無事、生きていることも確認できた。なにげにラックの会話の中にクレアの名前がちゃんと入っているのも意味が通じる。

今までだってずっと、物語の時間軸をずらしていたわけだから、それに慣れているので、改めて見ても違和感がない。

勢いで、第2話も続けてみれば、ここが物語の始まりになっているのがよくわかった。面白かったので、つい3話も続けて見たくなったが、ヤフー動画の無料分はここまで。上手くできてます。(苦笑)

なんにせよ、いい作品でした。これで事実上の最終回を見たようで、ようやく宿題が片付いた気分。よかったです。