第20話「洞窟の町」
旅には計画性が必要なんだよ、ポルフィ・・・。と、つい、余計なことを考えてしまうんだけれど、いや、過去に名作ものをいろいろ見てきたけれど、ここまで行き当たりばったりの旅をする主人公というのは、初めて見たような気もするので・・・。
子供が旅をする物語として代表的なのは「母をたずねて三千里」だけれど、マルコにはちゃんと行く先の目標があったじゃんか。最初は、お母さんの勤め先を訪ねて、その一家が引っ越したと聞いたから、仕方がなく後を追いかけて、いつも行き違いになっていたわけでしょ? 確か、そういう話だったよ。
ただなんとなく電車に乗って北に行くなんて、ここまでいい加減な話でいいんだろうか? ミーナを追い越しちゃったら、どうするんだよ〜。普通に考えて、女の子を見かけたという情報を拾っては、先に進むというのが、セオリーじゃないのかな? その辺、原作は一体、どうなっているんだろう?? 原作もこんなにいい加減なんだろうか?
列車を乗り間違えたんだというのなら、次の列車がいつ来るのか、確認ぐらいしようよ。その上で、引き返すことが出来ないからと言って、泊めてもらう場所を探して移動するのが普通じゃないのかな? なんだかふらふらとポルフィがうろうろしているので、見ていても不安でしょうがない。
いや、つっこみを入れても仕方がないのはわかっているんだけどね・・・。
とりあえず、謎のおばあさんは、悪い人に見えて、実はいい人という落ちじゃないだろうか? と言う気にはなった。続きがどうなるのかわからないという部分で、次回を待ちます・・・。