第23話「器くらべ」
次の将軍にふさわしいのは、慶福か慶喜か? とりあえず、両方に会ってみようという話。
しかし、これは微妙。役者さんの演技が微妙。どれぐらい有名な人か、私はよく知らないんだけれど、それでも、慶福役の役者さんが特に、いくら何でも棒読みすぎなんじゃないの?
時代劇の言い回しに慣れていなくて、セリフが読みづらかったのかもしれないが、大河ドラマに出るくらいなら、それ相応の役者であって欲しいと思うよ。
周りのみんなが「見るからに覇気があって素晴らしい」みたいなことを言っていたが、いや? 全然。あんまりかっこいいとも思わなかったんだけれど、正直、これじゃ、この人も将軍様にふさわしいともとても思えないんですけど・・・。
物語の演出としては、慶喜よりも慶福の方が実は将軍にふさわしい器であった・・・という風に見えなきゃいけないんじゃないかという気がしたんだけれど、とてもそうは見えないから困っている。
「この菓子は傷んでますね」と自作自演で難癖をつけ、自分に器量があるように見せかけた嫌な奴・・・という感じに見えるんですが、そんなんでいいのかね?
日本の役者は、人材不足なんだろうか?