星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ゼーガペイン」第7、8話

第7話「迷える魂」
第8話「水の向こう側」

なんにせよ、この主人公のキャラがいいなあ、と思った。基本、悩まないタイプの元気な男の子、と設定しておいて、そう言う子が、なんだか苦しそうに辛そうにしているのを見るのが楽しい。

あと、彼を取り巻くキャラクターのうち、幼なじみの女の子も良い。最初、棒読みのしゃべりがどうかな、と思ったが、慣れてくれば、彼女のこれはやっぱり味だな。さすがだ、サクラ姫。

幼なじみの少女と、ちょっと年上の女性を設定して、なにげに三角関係になっているのは、「マクロスF」の構図をちょっと連想したんだけれど、カミナギの方が、ランカよりも可愛いなあ、と思った。何が違うのか、よくわからないけど。カミナギの方が、なんだか気持ちが伝わってきて、感情移入しやすいような気がする。何となくだけどね。

主人公が、かつて知っていたはずのことを思い出せない、と言う設定になっているので、順々に世界の説明をしてくれるのは助かる。何が現実世界で、彼らが何者なのか、というのもだいぶ分かってきたし、あとは、敵が何者なのか、どうして世界がこうなってしまったのかというのを教えて欲しいな。そのうち、教えてくれるだろうけど、その辺を期待して、次回を待ちます。

記憶をデータ化して、コンピューターに保存したというのなら、ほんものの彼は、とっくに死んじゃっていて、死ぬ前に記憶だけ残したという形になるはずだけど・・・。確かに、SFとしては、定番の設定かな、とは思いました。アニメでは珍しいけど、と言うか、初めて見たような気もするけど・・・。