第46話「牛車の旅」
順調に面白いです。「三千里」には、いろんな乗り物が出てくるところが魅力だと思っていたけど、今度の牛車というのは、さすがに初めて見たかも知れない。
前話の段階だと、ちょっと大きめの馬車? 程度に思っていたけれど、これを6頭の牛に引かせてゆっくりと進むというのも、なかなか面白い。
マルコはとうとう熱出して、倒れちゃったみたいだけれど、その分、この牛車の列を丁寧に描いている感じがする。本当に南米には、こういう車に荷物を載せて進む人たちがいたのかな〜と思いますが、珍しいものを見させてもらったなあ、という感じですね。
熱を出したマルコに対して、何かと助けてくれたマヌエル。またなんだか新しい友達を作ったみたいだけれど、これがまた古谷徹と言うところがなんだかすごい。さすがに古谷さんは、古いなあ。こんな昔の作品にちゃっかりいるところで感心した。
隊の頭領に、加藤精三が来ているから、「巨人の星」の人たちですけど、時代的にはそっちに近いんだよねえ。この作品。
なんにせよ、まだまだ旅は続くと言うことで、次回を待ちます。