星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「ペリーヌ物語」第20話

第20話「パリカールとの別れ」

前言を撤回するけど、「ペリーヌ物語」の原作って、本当に本屋にないのか? と思ったので、ちょっと行って、見てきました。そしたら、あっさりと見つかった。偕成社文庫から上下巻。「家なき娘」のタイトルで、ちゃんと売ってるじゃんか〜。ついでだから、最初の数ページめくってみて、どういう風に始まっているのか、確認してきました。

やっぱり、病気のお母さんを抱えて、パリに到着するところから始まるんですね。マルセルらしき少年と会話して、パリは危ないところだから、あそこに泊まるといいよ、と教えてもらうのが最初のエピソードでした。と言うことは、アニメにおける、それ以前の話は、みんなアニメオリジナルだと思っていいのかな?

立ち読みしたのはその程度なので、今回のパリカールとの別れが、どれだけ原作に即しているものなのかはわからないんですけど、この場合、どう見ても、悪いのはパリカールを買うのに必要以上に値切ったこのおばさんなんじゃないかという気がしたんですけど・・・。

おばさんは30フラン、シモンじいさんが130フランという値段の付け方は、正直、ロバの値段の相場がわからないので、どちらが正しいのか判断に苦しむけれど、ペリーヌが100フランは欲しいわ、と言っているからには、そのぐらいが相場なんじゃないかという気もするんですけどねえ。

そう言えば、このおばさん役で、またしても麻生美代子、登場。おばさん役を演じていても、まだ声が若いわ〜と思って、感心してました。シモンじいさんが永井一郎だから、サザエさんコンビね。

このままではお金が尽きてしまうからと、お母さんが無理してでも旅に出ることを決意。これからどうなるのか、次回も楽しみにしてます。と言うか、サブタイトルが「最後の言葉」なんだから、いよいよ、お母さんの最期が描かれることになるのかな? どうなんだろう? そんなこんなで、次回を待ちます。