星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「愛少女ポリアンナ物語」第23話

第23話「よかったが探せない!」

うーん・・・。これも、原作を読んでみたいなあ、と思ったんだけれど、なんというか、お話自体は、ものすごく深刻な展開をしていて、歩けないと宣言されたポリアンナとか、彼女のためにジミーを養子にすると決心したペンデルトンさんとか、お見舞いに来てくれた村中の人々とか、その辺、感動するべきポイントがいっぱいあるし、こちらを泣かせようと音楽も盛り上げているのがよくわかるんだけれど・・・。

今ひとつ、乗れないのは、この作品のキャラが、どこかみんな脳天気でなんか軽く見えるからなのかな〜と思った。ポリアンナの甲高いキンキン声で、「よかったわ。本当によかった〜」などと涙ながらに言われても、泣けるよりも、どこかしらけて、あんまり深刻みを感じないんだな〜。

それでいて、この先、ポリアンナが手術して助かるだろう展開を、こちらはもう事前情報で知っているわけだから、みんなで泣いているのもわざとらしいお芝居にしか感じない。

むしろ、小説で読んだ方が、この物語にはもっと感情移入できるんじゃないかという気がしたんだけれど、どうもアニメだと微妙だな〜。ドラマの作り方が、なんか歪で、変な感じ。

せっかく盛り上がっているところに来て、こんなに冷めてて、申し訳ないとは思うんだけれど・・・。とりあえず、次回を待ちます。