第10話「走れメロス」後編
いやあ、素晴らしい。泣きながら見ました。まさか「走れメロス」の友情にここまで感動できるとは思わなかった。脚本家の高田と、かつての友人である城島の物語が、「走れメロス」にリンクして語られるイメージ映像が、すごくよかったですね。
脚本家がペンを走らせているその横で、小さなメロスのキャラクターが走り回る。インク瓶や本の隙間を戦い続ける。そういう表現が面白かった。心理表現なんだろうけど、いろいろやり方はあるものだなあ、って感心しました。
あと、雪の中を走る機関車のイメージが、上手く繰り返されて、使われているのがいいなあ、と思いました。
とりあえず、この調子なら、次回の「蜘蛛の糸」もすごく楽しみです。どういう風に原作をアレンジするか、興味津々というか。期待して、続きを待ちたいと思いますよ。