コミック111.「諸葛孔明 時の地平線」第3巻 諏訪緑 小学館PFコミックス
曹操南下の危機に対して、戦わずに逃げる方法を吟味している孔明たち。安全な場所へ10万人の人々を移住させる。そのために戸籍を調べて、誰がどこへ行きたがっているか考えつつ、場所を割り振りして、受け入れ先への交渉をやって、そう言う地道な作業を続けているわけだけれど、行政とは、本来、そういう仕事をすべきなんじゃないのかな? と思った。
誰一人として、犠牲者を出さずに、みんなで生き残る。そのための努力。その姿が立派でした。
この巻に後に孔明の夫人となる英さんの登場や、孔明が育ててきた妹との別れが描かれるわけだけれど、3巻目だったっけ? と思って、ちょっとびっくりした。なんか気分的には、6巻目か7巻目の出来事のような気がしていたので・・・。
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- 作者: 諏訪緑
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/12
- メディア: コミック
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