星の原休憩所

映画、アニメ、読書など、趣味の感想記録です。

「サイバーシックス」第3話

第3話「テラ」

人造人間の悲劇というテーマは、ちょっと古典的かな〜と言う感じもしたけど、サイバーシックスが、それでも彼を抱きしめて涙を見せるところで、こちらにもちょっとじんと来るものがあった。前回のジュリアンの時も思ったけれど、彼女は、彼らの持つ痛みをちゃんと知っていて、理解することが出来るのだ。モンスターだからと言って、決して差別なんかしない。

その分だけ、テラがサイバーシックスのために自らの体を犠牲にして、火を消し止め、消えていった最期が切なかった。

人間であるルーカスには、その気持ちはわからないし、まだ、彼女たちの領域には入れないんだろうなあ。と思って。

泥人形であるテラの造形と動きはなかなか素晴らしいものがあったと思う。ただ、どこか映像が細切れにとぎれているような気がしたのは、あんまり早すぎて、チカチカチェックに引っかかったのかな? とちょっと思いました。本当のところはわからないけど。

順調に面白い。次回もすごく楽しみです。