第4話「復活のキャシャーン」
・・・なんかいろいろごまかされてしまったようで、このテーマは難しいね。と思った。人類さえいなければ、地球は再生するわけで、ブライキングボスの人類皆殺し計画に対して、人類側を生き延びさせる意味がどれだけあるのか? という問題とぶつかっちゃうんだ。いろんな作品でそのテーマが語られているわけだけれど、この場合、キャシャーンは、その明確な答えを出せずに、どさくさまぎれに戦闘シーンではぐらかしちゃっているように見えるので。
それでいて、家族の奇跡の力で、人類は助かった・・・とか言われてもねえ。やろうとしたことが、上手くまとまらずに中途崩壊したという印象です。
ブライキングボスの中に入っている父親を上手く使えなかったことがもったいないなあ。と思いました。っていうか、もともと東博士が何を考えていたのかがよくわからないので、この設定をもう少し何とか出来なかったのかと、ちょっと思いました。