・・・うーん。悪くなかったけど、悪くなかった分だけ、ものすごくもったいないなあ。と感じるのは、この話は、非常に重い話なんです。重い話なのに、キャラデザが、かわいらしすぎて、軽く見えちゃっているような気がして、もったいないというか、残念というか・・・。
これだけ厳しい内容なら、こんなイケメンの兄ちゃんたちでやらずに、すさんだおっさんキャラでやるべきだったんじゃないかと思う。その方が、ボトムズの世界観に合っていたんじゃないのかな?
ボトムズの世界って、基本、おっさんの世界だと思うんだ。ウドの町ならなおのこと、きれいどころの兄ちゃんは似合わないよ。さえないおっさんたちがたむろっている汚れた世界って感じだから、イケメンの兄ちゃんが住んでいちゃいけません。萌えアニメから抜け出てきたような、大きな胸ばかり強調されているきれいな姉ちゃんも邪魔です。(←特にこの女は、終始、サイテーだった。見ていて不愉快だったわ)
今風にするには、そうするしかなかったんだろうか? とも思うんだけど、お話がいいぶんだけ、キャラで損しているような気がして、もったいない。
ちなみに、私的に気に入ったのは、主人公にバトリングのマッチメイクをしているさえない酒飲み兄ちゃんの方で、白鳥哲の声もよかったけど、こういうキャラなら、この世界にはまるよねえ・・・という感じがした。
アービンみたいなキャラはすごい好きだし、話も重くて気に入ったんだけれど、ボトムズ世界にはマッチしないよねえ。と感じて、残念。
あと、福山潤は、ルルーシュ声でキチガイ役をやるとはまるなあ。と感じたのが、ちょっと収穫でした。
作品としてはいいのに、ボトムズとしてはあわないから、もったいないなあ。と感じた。そう言う作品でした。
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