第1話「モーニン」
原作は全巻既読。以前からタイトルは気にしていたんだけど、最近になって、ようやく読んだ。と言う状態なので、アニメの本放送の時には、どんな話か知らなかったし、視聴もしなかったんだけどね。
原作を知りつつ、アニメを見ると、どうしても原作との違いが気になる。主人公視点の物語の中に、隙間をぬって、千太郎が、棒切れであちこち叩いてリズムをとっているカットが何度か挟まるんだけれど、当然、こういうのは、漫画にはなかったと思うし、アニメの演出と言うか映像の文法なんだろうなあ。と思った。
屋上に二人でいくシーンは原作にもあったけど、傘をとってぬれてしまえ。とやるシーンは、原作にあったっけ? と思って、確認したい衝動にかられている。こういうのが、アニメオリジナルの演出なんだろうか? という気がするし、脚本の妙味なんだろうなあ。と思うので。(未確認なのでわからない。原作にあったっけ? 私が忘れているだけという可能性もあるし)
基本的には原作どおりの展開で、アニメならではのカットが、演出として付け加えられているという印象。悪くないです。
原作よりもいいのは、やっぱりアニメだと音が追加されることで、実際のジャズの演奏を聞けるのはうれしい。第1話だと、演奏シーンなんか、さわりしかないけど、物語が進めば、本格的なのが聞けると思うから、楽しみにしてます。次回をまちます。
【追記】
コミックスを確認しました。ぬれてしまえってシーンはちゃんとあるね。本当に原作どおりの展開で、そのまま忠実に描いているみたい。私の記憶に残ってないという事実の方が、問題。