第9話「陽は沈み陽は昇る」
第10話「美しい悪魔ジャンヌ」
ルイ15世が崩御し、ルイ16世が即位。デュ・バリー夫人も、追放となり、入れ替わりに新しい悪役として、ジャンヌが登場してきたという感じ。
貧乏暮しは嫌で、何とかして成り上りたいとするジャンヌの容赦なさは、デュ・バリー夫人と通じるものがあるような気がして・・・。
一方で、お金もなく、仕事もなく、もはや身を売るしか方法がないとするロザリーの立場は、パリの一般市民の苦しみを代弁しているようだけど、少しだが、と言ってオスカルが渡した硬貨が、庶民にとっては大金で、そのぐらい貧富の差があるってことで、そう言うのを見ちゃうと、やっぱり、王族や貴族に同情はできないよなあ。と思う。