読書3.「ハリー・ポッターと死の秘宝」7-2 J.K.ローリング 静山社ハリー・ポッター文庫
分霊箱を探すハリーの旅は、危機また危機の連続で、ハラハラさせられっぱなしで、読み応えがある。
ロンに対してささやきかける「お前の母親は娘が欲しかったのだ」という声が痛かった。6番目の息子。下に妹が一人。母親の愛が、自分よりも妹の方に向いているというのは、兄妹の関係として辛いものがあっただろうな。と思う。
しかし、あれだけ苦労して手に入れたグリフィンドールの剣に対して、小鬼の要求は厳しい。彼を欺くのも至難の業だと思うし、どうなるのかと思って、続きが気になります。
あと、健気なドビーには哀悼の意を表します。こんなに重要なキャラになるとは、初登場のときには思いもしなかったけど。